実りの秋ですね!
獣害被害が多く、
鹿やイノシシ被害が絶えない
南山城村ですが
「豚コレラ」が流行ったため
昨年からパタリとイノシシが
減ったことから
今年はサツマイモ作りに
初挑戦しました!
今回育ててみて、
サツマイモ って芋だけじゃなく、
つる・葉も食べられて
すごい優秀な作物だって
発見がたくさんありました★
今回はサツマイモ の底力に
気づいて頂けると幸いです^^
村のおばあちゃんから聞いた
サツマイモの話し
お芋の話の前に
なぜ、サツマイモのつるに
興味を持ったかをお話しさせてください。
南山城村には元気な
おばあちゃんがたくさん
いらっしゃいます!
本当に80代、90代でも
お年を感じさせません。
畑仕事で体を鍛えているから
貧弱な若者よりもよっぽど元気です!
そんな村のおばあちゃんから
以前、戦時中のお話を
聞いたことがありました。
「食べ物がなかった時代、
サツマイモ を育てて
茎も食べていたんや・・・」
そんなお話でした。
その時に聞いたことが
頭にずっと残っていたんですね。
そんなきっかけもあり
サツマイモの可能性に迫ってみました!
サツマイモの育て方
そもそもサツマイモって
どうやって育てるかご存知ですか?
↑上の写真のような
茎を土に挿しておくだけで
いいんです!
しかもこの茎、
苗屋さんで1本30円!!
今回、2〜3本を枯らしてしまって
最終的に5本の茎が残ったのですが
茎代だけで300円以下!
安っ!!!
しかも肥料はいらず
痩せた土の方がよく育つというから
驚きです!
植えたら
放っておくだけで
ワサワサに!!
ただ伸びた茎から根を下ろしてしまうと
芋の養分が分散されるため
途中「つる返し」という
茎の根を剥がす作業があるくらい。
そして10月に
原価たったの300円で
山盛りのサツマイモが
収穫できました!!
すっごい得した気分です^^
サツマイモ のつるの食べ方
つるはどこを食べる?
さて、ここからが本題です。
おばあちゃんの話を思い出し、
サツマイモのつるを
食べてみようと思います!
でも、つるって
どこを食べるんだ???
調べてみたら
食べるのはここ!
葉っぱへ伸びる
緑色の部分!
紫色の太い茎は食べられません;
(太い紫色の茎では
リースを作れるそうですw)
ちなみに茎を取るのは
芋を収穫する時がいいとか。
という訳で
芋掘り前にセッセセッセと
茎を集めます。
つるがたくさん取れましたー!
サツマイモのつるの下処理
さぁ!いよいよ調理です。
でもその前に下処理が必要。
太いつるは皮を剥き、
アクがあるため
水にさらします。
正直、この作業が大変ですが;
サツマイモの茎は味にクセがなく、
調理の幅も広いので
皮むきにめげずに頑張りましょう!
サツマイモのつるのレシピは?
味にクセの少ないサツマイモのつる!
- キンピラ
- 煮物
- 佃煮
- 炒め物
- 天ぷら
などなど、何でも合うらしい!
ちなみに私が作ってみたのは
かつお節の煮物と山椒煮。
どちらも皮を剥いている最中に
「蕗っぽい・・・!」と思ったので
蕗の煮物とキャラブキのレシピを
参考にしました。
この山椒煮が
家族に大好評!
すぐになくなってしまったので
来年は山盛り作りたいくらい♪
シャキシャキとした食感で
ご飯のお供に最適でした♪
実はサツマイモの葉も食べれる!?
つるだけでも満足でしたが
さらに驚いたのは
サツマイモは葉っぱも
食べれるとのこと!
という訳で早速食べてみました。
茎と葉に分けて刻み、
ニンニク・ベーコンと炒めて
塩胡椒で味付け〜
こちらはつるとは一転、
芋の甘味と共に、
モロヘイヤのような
ぬめりを感じました!
つる同様にクセがなく
食べやすかったです^^
つると葉の栄養は?
さて、万能なサツマイモの
つると葉っぱですが
栄養ってあるんでしょうか?
実は・・・
すっごい栄養価が
高いそう!
葉っぱもつるも
食物繊維やビタミン豊富!
食べないのは損!
ということですね^^
ぜひサツマイモを育てる場合は
つるや葉も忘れずに!
まとめ・サツマイモって万能すぎる
サツマイモって
手をかけずに育てられて、
色々食べられるし
しかも栄養豊富で
なんて万能なんでしょう♪
改めてすごい食べ物だなって
思いました♪
話は村のおばあちゃんに戻りますが
戦争を経験された方々は
その時の辛さを知っているから
食べ物への感謝はひとしおです。
お伺いする度に
「もったいない精神」や
日々の感謝を口にされています。
またそんなお話も
ご紹介できたらと思います^^
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