暮らし

実は簡単、ぬか床の作り方!食べきれない夏野菜をつけちゃお〜!

日差しが眩しい
夏真っ盛りの南山城村。

家の畑で
トマト、なす、きゅうり、
オクラ、とうがらし
とうもろこし、などなど
夏野菜がいっぱい。

毎日、せっせと水やりする母親。

そんなある日
外の洗い場で母親が
何やらゴソゴソと・・・

何かと思い覗いてみると
茶色の壺を一生懸命洗っていた。

何をしてるのか尋ねると
「ぬか床用の壺を綺麗にしてる」と

詳しく聞くと
毎日、夏野菜のきゅうりが
消費できないほど採れるので
漬物にしようと

ところが、
漬ける為のぬか床がない。
じゃ、作ろう

と思ったそうです。

ぬか床に野菜を入れたら
お漬物ができるということは知っているが
ぬか床がどうやってつくられているのか
知らなかったので。

これはチャンスと思い
ぬか床の作り方を手伝うことに・・・

 

 

ぬか床づくりの材料と手順

ぬか床づくりで検索したら
詳しくでてくると思いますが

我が家では以下の
材料・手順で行っています。

  • 材料
  • ぬか 2kg
  • 粗塩 約250g
  • 水 2ℓ
  • 赤唐辛子 お好み(2~5本)うちでは1本しかなかった
  • 昆布 適量 ※5~10cmほど
  • 野菜くず(試し用野菜) 適量
  • 手順
  1. 米ぬかをフライパンで焦がさないように炒り
    紙の上などに広げて冷まします。
  2. 鍋に水と粗塩を入れひと煮立ちさせる。
  3. 用意した壺に、1のぬか、赤唐辛子、適当にカットした昆布入れ
    2の塩水を少しずつ加えてよくかき混ぜます。
  4. 全ての水を加えて均一によく混ぜられたら試しづけの野菜くずを入れ
    一晩おきます。これを数日(2~4日間)繰り返しぬか床を作ります。
    それ以降は、漬けたい野菜を入れて5~6時間ぐらいたてばぬか漬けができます。

 

ぬか床づくりの開始!

step
1
ぬかの下準備

我が家で
使用するぬかは自家製。
家で採れたお米を
自宅で毎日精米して出来たぬかを使用。

湿気を避け保存していても
虫がついたりするので
まずは不純物である
虫や虫の繭でできた塊を
取り除く作業をします。

母曰く、自家製ぬかの場合
これの作業を怠ると
いいぬか床にならないらしい。

買ったぬかや、
屋外の精米機で精米仕立てのぬかなら
そのまま使ってもいいそうだ。

我が家でが昔からぬかは捨てずに
ぬか床用に残しておくように教えられてきたそうだ。

そういえば、私が小学生の頃、
茶工場(ちゃこうば)にあった精米機の周りの大量のぬかに
水を混ぜて団子にして遊んでたら
祖母にめちゃめちゃ怒られた記憶が蘇ってきた。

 

step
2
ぬかを炒る!

不純物を取り除いたら
ぬかを炒ります。
焦がさないように弱火で。

我が家では生ぬかではなく、
炒りぬかにします。

理由は、2つ

  • 保存時に湿気ているかもしれないので
    余分な水分を飛ばす。
    そうすることで
    ぬか床になった時
    腐りにくく
    気持ち上手く漬かる気がする。
  • 昔からそうしてるから

 

step
3
ぬかを冷ます!

冷ます間も不純物を取り除きます。

 

step
4
食塩水を作る!

水に粗塩を入れてひと煮立ち

 

step
5
ぬかと食塩水を混ぜる!

壺にぬかと食塩水を少量づつ入れながらよくかき混ぜる。

混ぜる。
混ぜる。
混ぜる。
とにかく混ぜる。

食塩水とぬかが馴染むように
しっかり均一に混ぜ込む。

 

step
6
美味しくなるための野菜クズを投入!

全てのぬかと食塩水を混ぜられたら、
昆布・唐辛子・野菜クズ(お好みの野菜)を埋め込む

 

step
7
ぬか床完成!


埋め込んで上からペタペタして空気を抜いたら
ぬか床作りは完成。

あとは、毎日入れた
野菜を取り出しては、
新しい野菜を入れる作業を
繰り返していきます。

 

ぬか床づくりを終えて!

夏になると
家庭菜園レベルでもたくさんの
夏野菜がとれます。

食べきれないほどの量になってくると
消費がおいつかず
腐らせてしまうことも・・・

せっかく採れた野菜を
無駄にしないために
はじめた母親のぬか床づくりは
思っていたよりも簡単で
いろんな野菜をつけてみたくなり
どんな風にぬか床が成長していくのか
興味が湧きました。

よく毎日かき混ぜないといけない。
大変だ言うことを耳にしますが

毎日浸かった野菜を取り出し、
新しい野菜を入れていれば
自然と毎日かき混ぜられて、
思っているほど
大変な作業ではないと感じました。

美味しい漬物が毎日食べられるなら
全然苦でもなくむしろ楽しい作業です。

2週間ほど経つといい感じに馴染んで漬かり加減も良くなってきました。

最後に

ぬか床に関しては
もっと他に詳しいサイトもあります。
他とは違う内容あるかもしれませんが

今回の作業はあくまでも、
我が家やり方なのでご了承ください。

各ご家庭のやり方が
あるかと思いますが、
一度はぬか床に
チャレンジしてみてください。

ぬか床 腐らせないように頑張ります。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

兜岩知也

グラフィックデザイナー・カメラマン。2011年に実家である南山城村・高尾地区にUターンし、デザイン事務所 兜デザインの拠点を村に移す。道の駅お茶の京都みなみやましろ村のトータルデザインを担当。趣味は、カメラとトレッキング。

-暮らし
-,

© 2024 むら暮らし