南山城村の移住振興や
観光など、幅広く関わる
役場職員の岸田いずみさん。
南山城村で育ち、
現在は結婚して村外に住みながら
村のアピールにあちこち
奔走されています。
そんないずみさんに
南山城村の魅力を
お聞きしました!
取材日:2022年1月
2歳の時、村人になる
ー幼い頃の思い出はありますか?
いずみさん:
私が村にやってきたのは2歳のとき。
月ヶ瀬ニュータウンに越してきました。
生まれは大阪なんだけど
その頃の記憶はないなあ。
3人兄妹の真ん中で
要領よく面倒くさがりな私でも、
村で育つと色んなくくりに
勝手に繋げてもらえたな。
子ども会のソフトボール大会や
卓球大会は全員参加やったし、
クリスマス会やキャンプも
楽しかった!
お世話になった当時の
おっちゃんやおばちゃんには
今でも「いっちゃん」と
声かけてもらえるのが
温かくてうれしいな。
村外に出て、帰ってくるつもりはなかったけど・・・
ー大学卒業後に役場に勤められたんですよね。
いずみさん:
外に出るのは当然やと思ってた。
先祖代々の土地でもないしお墓もない、
学校も仕事も村にはないから。
大学で京都市内に出たから
帰ってくるつもりもなかった。
今、役場に勤めているのは
「たまたま」。
外を知って
村が特別になったかな。
この村を
懐かしく温かい場所のままに
したいなと思ってる。
南山城村の魅力とは?
ー南山城村の好きなところは?
いずみさん:
村人の魅力は、
田舎なのに
意外と放っておいてくれる
適度な距離感!
頼れば気前よく教えてくれるし
人懐こくチャーミングな方が私の周りに多い!
立地的にJRと国道があるから
閉塞感がないのもいいところかな。
あと、夜の暗さと
静けさに安心する。
四季の匂い、
木津川の夕暮れや
冬の星空は最高!
ーこれからやってみたいことは?
いずみさん:
村の歴史や民間信仰を
アーカイブ化したい!
本当は暇なブックカフェがしたい!
(読書好きなのでw)
適度な距離感がいい
最後に村の魅力を
一言でまとめて頂くと
「そこに誰かがいる安心感
(遠くの親戚より近くの他人)」
との回答が。
田舎ならではの
地域コミュニティの温かさが今も残るのは
南山城村の大きな財産だと感じました。